『研究論集』編集規定
1.『研究論集』への投稿論文は、本会の当該年あるいはその前年度の全国大会にて発表されたものとする。論証を補うための若干の修正は加えても構わない。ただし未刊行の内容であることとする。
2.投稿論文は「学術研究論文」と「教育実践論文」とに分類することとし、投稿時にいずれかを選択する。
i)学術研究論文:先行研究を通じて研究の位置づけを明確にし、十分な論証に基づいて独自の見解を論述したもの。
ⅱ)教育実践論文:具体的な教育場面を明確にし、カリキュラム開発や授業実践などについて論証に基づいて独自の見解や新たな情報を論述したもの。
3.原稿は「『研究論集』論文執筆要綱」に従って作成する。
4.原稿は原則としてワープロ等で作成した電子ファイルの形式に変換したデータを期日までに本会事務局宛に提出する。
5.投稿原稿は編集委員会の審査により掲載の可否が決定される。なお、修正のため再提出を求められることがある。
6.論文掲載費は抜刷10部を含め、一編につき10,000円(税込)とする。編集委員会にて採用決定の段階で本会事務局に納入する。
7.研究論集第43号以降は、紙媒体で発行されたものがPDF化され、紙媒体発行の1年後にCOCETウェブサイト、J-STAGE等のインターネット上でダウンロードが可能となる。
8.本研究論集に掲載された論文等の著作権は、全国高等専門学校英語教育学会に属する。
附則
平成29年9月1日一部改訂。
令和2年11月4日追補(時限追補のためその後削除)。
令和3年5月6日、10月1日、一部改訂。
令和5年9月1日一部改訂。
令和6年11月1日一部改訂。
研究論集査読規定
1. 査読の目的
投稿された原稿が、全国高等専門学校英語教育学会(COCET)の研究論集に掲載する論文としてふさわしいかどうか、規準に基づいて審査および判断する。
2. 論文種別
募集する論文種別は以下の通りとする。
(1) 学術研究論文
先行研究を通じて研究の位置づけを明確にし、十分な論証に基づいて独自の見解を論述したもの。
(2) 教育実践論文
具体的な教育場面を明確にし、カリキュラム開発や授業実践などについて論証に基づいて独自の見解や新たな情報を論述したもの。
3. 審査規準
投稿された原稿は、以下の項目に照らし、査読者が総合的に審査する。
(1) 論述の展開
論旨に一貫性、展開に論理性および整合性があり、表現方法が明確かつ適切かどうか。
(2) 研究、実践の方法・技術
研究または実践の方法が目的に対して適切かどうか。学術研究論文においては信頼性のある論拠が示されており、結果や考察に妥当性があるかどうか。教育実践論文においては実践の効果を検証するために充分な情報が提示され、その方法に妥当性があるかどうか。
(3) 独創性
関連する先行研究や先行実践を的確に踏まえた上で研究または実践が行われており、独自の見解や新たな情報を合理的に論述しているかどうか。
(4) 英語教育への寄与
研究成果および考察の内容が英語教育の学術研究や実践研究の発展に寄与するかどうか。
(5) 校正および体裁
研究論集編集規定、執筆要綱、テンプレートに従って執筆されているかどうか。
4. 査読者
(1) 編集委員会が指名する2名の査読者が審査規準に基づいて審査にあたる。
(2) 査読期間は編集委員会から送付されて約1カ月以内とする。
(3) 査読者の氏名は公開するが、個々の原稿の査読については、査読者の氏名は公開しない。
(4) 査読により知り得た掲載前の原稿内容について、査読者はいかなる場合においても他者に漏洩してはならない。
(5) 査読者と投稿者との直接の折衝は行わず、必ず編集委員会を介する。
5. 判定
査読者2名の審査結果に基づき、原稿は以下のいずれかに判定される。査読者の意見が割れた場合には編集委員会がこれを決定する。
① 掲載可:修正を必要とせず、そのまま掲載
② 条件つき掲載可:指摘について修正がなされたことを査読者および編集委員会が確認して掲載
③ 掲載不可:当該年度に発行される論集への掲載を不可とする
②と判定された投稿者には、掲載条件が指示される。投稿者が指示に従って指定された期限内に修正し、再提出したことを査読者および編集委員会が確認すれば、掲載に分類される。修正が不十分であり、指定された期限内に再提出されない場合、③掲載不可となる。
附則 この規定は令和6年11月1日より適用する。